湖南市・国際化フォーラムに「ヨソ者パネリスト」として参加しました!

こんにちは。長砂です。大晦日ですね。

今年のイベントは今年中に整理しておかなければとパソコンを開きました。

12月15日(土)に、湖南市「うちなる国際化フォーラム」が開催され、そこにパネリストとして参加させていただきました。

パネリストには、(株)インフィニティや、ボランティア団体カリーニョさん、日本語教室さくら教室さんと、すでに湖南市で多文化共生のために活躍されているメンバーがいらっしゃっていました。

NCL湖南は今年からゆっくりとスタートしたばかりなのでパネリストとしては大変恐れ多いのですが、私たちが掲げるプロジェクトの中には「多文化共生」というキーワードが含まれるものもいくつかあることと、「ヨソ者」として湖南市を客観的にみた立場から話題提供をさせていただきました。


湖南市は人口に対する外国人率が県内でもっとも高いという背景を活かして、NCL湖南では、食、スポーツ、学びの場の3つのプロジェクトを掲げています。

が、我々はまだまだ湖南市のことを知らないので、参加された市民のみなさんからアイデアや具体的に困っていることを教えてください!とお願いをして、後半の分科会につなげました。

分科会では時間がなかったことと、上の3つをテーマにしてしまったこともあり、1つ1つをじっくりと話すことができなかったのですが、ご参加いただいた市民のみなさんからたくさんのことを教えていただき、とても貴重な時間になりました。

これからますます外国人が日本に来て、働いて生活をします。そんな時代に、私たちは外国の文化を受け入れる準備ができているでしょうか? もちろん、日本に来たんだから日本のルールを尊重して守ってもらうことも重要です。しかし、それを理由に外国の文化を拒絶・否定してしまっては「多文化共生」にはならないですね、と阿部先生がおっしゃっていました。

個人的には、湖南市での多文化共生を考えるときに参考にしたい街は、美濃加茂市です。美濃加茂市が政策面で先を進んでいるということではなく、かつての宿場町であり、人口と面積が似ていて外国人率もとても高い。外国人率は湖南市の倍の約8%。そんな美濃加茂市では民間による新しい場所「MINGLE(ミングル)」が始まろうとしています。

「MINGLE(ミングル)」は、チャレンジショップのような飲食店スペースや、ゲストハウススペース、コワーキングスペースがあったりと、誰でもチャレンジができるような施設になっています。「MINGLE=交ぜる」という名前に込められているように、日本人だけではなく、そこに暮らす外国人も等しく挑戦ができる場所。

湖南市にもそんな環境をつくろうと思います。

NCL湖南では、外国人の支援ではなく、楽しいのはもちろん、ビジネスとしても継続できる多文化共生モデルにどんどんチャレンジしていきますので、どうぞご協力をよろしくお願いいたします!


NCL湖南の日々

Next Commons Lab 湖南の事務局が、プロジェクトや湖南市の暮らしを発信するブログです。