【スポーツProject】車椅子バスケとパラカヌーを体験してきました

こんにちは。

NCL湖南コーディネーターの長砂です。


久しぶりの投稿になってしまいました。

NCL湖南の最近は、プロジェクトのラボメンバー募集に力を入れつつ、地域行事に参加したり、各プロジェクトの具体的な可能性を増やすために他地域の事例を視察しています。


今回は、「スポーツxまちづくりxビジネス」の知見を得るために、NCL関西チームのディレクターの大須賀さんに案内いただき、大阪で障がい者スポーツの車椅子バスケとパラカヌーの練習を見学&体験させていただきました。

↑湖南市から電車と車で3時間。大阪府立青少年海洋センターでカヌー体験。

一人乗りのカヌーは初体験だったので、海での練習はちょっと怖かったのですが、防潮堤の内側は波が穏やかなのと、転覆しにくいカヌーを貸していただいたので、気持ちよく練習ができました。

ただ、途中で競技用のカヌーに乗せていただいたのですが、幅が狭く、波のないところでもバランスを保つのが難しく、30秒ほどで見事に転覆。

お腹と腰周辺のいつもは使っていない筋肉に力が入っていたのか、どっと疲れました(笑)

ご一緒させていただいたお二人とも、片足なのでバランスをとるのが難しいはずなのですが、普段からスポーツをされているので体幹がしっかりしていて、安定して漕いでいました。さすが。

湖南市だと野洲川でできるのかな・・・。琵琶湖なら確実ですね。

夏は水辺のアクティビティは最高に気持ちいい。

夏休みだったこともあり、子どももたくさん来ていました。こういう全身で自然を感じるアクティビティは滋賀県にぴったりな気がします。

カヌーの障がい者コミュニティとしては、

大阪パラマウントチャレンジカヌー

日本障害者カヌー協会

があるそうです。

海洋センターを後にして、岸和田の福祉総合センターへ。

こちらでは、車椅子バスケの練習を見学&体験をさせていただきました。

慣れない車椅子操作にかなり苦戦しました。

「こっちでブレーキをかけるとこっちに曲がって」「右と左を逆に回すとその場で回転して」と最初は頭で考えながらやってたのですが、考えてるとスピード感がなくなってしまうんです。

たくさん乗り回って直感で覚えるしかない。

一番難しいのは、シュートでした。

ゴールリングの高さはバスケと同じ。腕の力がないので、足腰を使わないシュートでは全然届きませんでした(恥)

最後は試合を見学させてもらいましたが、スピードもさることながら、車椅子同士のぶつかりやブロックがすごかった。

障害の程度によって動かせる部位が違うので、シュートの仕方も個人個人で特徴があるのは興味深かったです。

この日の練習には障がいをもったかただけでなく、健常者も何名かおられました。

車椅子バスケは障がい者の「ための」スポーツというよりかは、障がい者でも対等にできるスポーツといった印象。

今回、初めてカヌーと車椅子バスケを体験させていただきましたが、「障がい」を感じることはほとんどありませんでした。

むしろ、いつも怠惰な生活を送っている衰えたぼくの身体が、ぼくにとってのハードルでした。

続けること、鍛えることで、体のパフォーマンスの可能性はめちゃくちゃ広がるなぁと感じました。


7月に、湖南市で開催されている障がい者スポーツ「ボッチャ」の大会に参加しました。

ボッチャは身体能力の高さは関係なく、どちらかというとカーリングのように頭を使うスポーツ。障がい者スポーツと言ってもホントに幅があるんだなぁと。

健常者と障がい者という壁をなくし、子どもや高齢者という壁もなくして、湖南市でたくさんのスポーツができる環境を整えていきたいと思っています。

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